生理中はホットヨガは避けた方がいいの?
生理中のホットヨガはナプキン?タンポン?
生理中にホットヨガをする際の注意点は?
今回はこちらの疑問に答えます。
記事の内容は以下のとおりです。
現代女性の生理は回数が多いといわれています。
出産年齢が上がったり、初経が早まったりしていることが影響しているといわれています。
仕事や家事、育児など忙しく過ごしている現代女性の中には、生理との向き合い方に悩む方もいるかもしれません。
ホットヨガは骨盤周りをほぐし、血行を良くするため生理中の不調改善にも効果が期待されています。
しかし、生理中は身体がデリケートであるためヨガとの向き方で悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回は、生理中のホットヨガについてお伝えします。
ヨガの国際資格を持つ筆者が実際にホットヨガを生理中に受けた時の体験談も記載しているため、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
生理中(1〜3日目まで)ホットヨガは控える
ホットヨガは生理1〜3日目までの出血が多い時期は避けましょう。
ホットヨガ中にフラフラしたり、頭痛がしたりなどの不調が現れるかもしれません。
また、血が漏れていないかがポーズ中に気になり、ヨガに集中できない可能性もあります。
生理痛やだるさなどで体調が悪い時も負荷がかかりすぎるおそれがあるため、ホットヨガは控えましょう。
目安は生理4日目以降がおすすめです。
生理中(4日目〜)のホットヨガとの向き合い方

低〜中程度のクラスを選ぶ
生理中は体がたくさんのエネルギーを使っているため、負荷の強いヨガは避けましょう。
ヨガにはたしかにチャレンジングなポーズもあります。
しかし、ハードなポーズを取ることだけがヨガではありません。
生理中の身体の変化に気がついたり、ゆったりほぐしたり、瞑想したり、これも全てヨガです。
ホットヨガの環境下でじっくり体を動かすだけでも芯から温まり、心地よい時間が過ごせるでしょう。
逆転、ひねりのポーズは避ける
生理中は逆転のポーズと、捻りのポーズは避けましょう。
もしレッスンで出てきた場合には、チャイルドポーズでおやすみするのとよいでしょう。

出典:https://yoga-lava.com/yogafull/1703/
ヨガのレッスンは必ずしも全てのポーズをやらなくても全然OKです!
他の人と比べたり、合わせたりするよりも、あなたの体調に合わせてヨガを取り入れてみてくださいね。
もし他の人と違う動きをすることが気になる場合には、
温まった体を冷やさないようにする
ホットヨガをする際には体を冷やさないようにしましょう。
生理中は血液を排出するため体温が下がりやすいため、注意が必要です。
ホットヨガで体を冷やさないコツは以下の通りです。
ホットヨガ自体は体を温めるので、生理中もとても気持ちよさを感じられると思います。
冷え対策だけ、普段より少し気をつけてみると良いかもしれません。
とにかく無理をしない、リフレッシュに重きをおく
ホットヨガは、心と体のゆとりがあるときに行きましょう。
「ヨガを休んではならない」「行かないともったいない」と思ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、家で楽に座って深呼吸をしたり、暖かい飲み物を飲んだり、好きな音楽をかけてゆったり過ごしたりなどもよいでしょう。
生理中のあなたに寄り添そう過ごし方の1つにヨガがあります。
【実体験】生理中にホットヨガに行ったレポート

ナプキンで血が漏れる心配はない
生理4日目以降の出血量が少ない時期に、強度の低めのクラスを選べば、ナプキンがずれて血が漏れることはありません。
タンポンもよいといわれますが、使い慣れていない場合にはナプキンで十分です。
そもそも、タンポンをしないと漏れてしまうくらい出血量が多い時にはホットヨガは控えましょう。
ヨガウェアは着慣れているものでOK

生理中だからといって、特別にヨガウェアを用意する必要はありません。
締め付けすぎず、快適に過ごせるものであればOKです。
あとは、冷え防止のためにお腹が隠れるトップスだとよいでしょう。
臭くない、出血の匂いはしない
自分も、他の人も血の匂いがしたことはありません。
しかし、もしかすると出血が多い日であれば臭いが気になることがあるかもしれません。
(ちなみに、私は生理が近くなると汗の匂いが変わる?
気がしているので、その期間は自分が気になるのでホットヨガは避けています。)
しかし、出血の匂いは基本的には気にしなくて問題ないでしょう!
シャワーは入ってOK

もちろんOKです。
ホットヨガスタジオで200回以上レッスンを受けていますが、血の臭いがシャワー室からしたことはありません。
私自身も、血や生理の臭いのシャワー室に残したことはありません。
出血量が多い時にホットヨガの利用は控えているため、結果的に出血量が多い時にシャワー室は利用していません。
体調面でもし迷うなら行かない方がよい
もし、体調面でホットヨガに行くか迷う場合には、行かない方がおすすめです。
生理中は出血が続き、ただでさえも体に負荷がかかっているため、体をいたわることに重きをおきましょう。
そして、元気な時にまたホットヨガを楽しみましょう。
【布団の上で♪】生理中におすすめのポーズと効果|3選
1.がっせきのポーズ

生理不順や生理痛などにも効果が期待できるポーズです。
股関節周りが広がり、骨盤内の血行がよくなることで生理に伴う不調を和らげてくれます。
上半身を倒す際には、痛みが強くない心地よいところでキープしましょう。
2.チャイルドポーズ

生理痛はもちろん、腰痛緩和にも効果が期待できます。
ヨガ中にも休憩のポーズとして出てきます。
背中や腰の筋肉を伸ばしながらリラックス効果も得られるでしょう。
呼吸はゆっくり、初心者もすぐにできるおすすめポーズです。
3.前屈のポーズ

前屈のポーズは血行をよくしてむくみを改善する効果が期待できます。
裏ももやふくらはぎ背面を伸ばします。
もし痛みを感じる場合には、膝の上にクッションや布団、毛布などをおいて手で体を支えやすいように調整してみてくださいね。
前屈は痛みがあり苦手な方もいるかもしれません。
膝をしっかり伸ばして痛みが強すぎず、リラックスできるところでとどめましょう♪
ホットヨガは元気な時の習慣に!生理中は体の声を聞きましょう

生理中もホットヨガはOKです!
骨盤周りの筋肉をほぐしたり、血流をよくしたりなど身体の調子を整える効果が得られます。
しかし、1〜3日目はなるべく避けて出血量が減る4日目以降から取り入れるのがおすすめです。
「横になりたい」「ゆっくりしたい」と思う時には無理に体を動かさずにリラックスした時間を過ごしましょう。
仕事に家事、育児などご自身の時間をなかなかとれない方も多いかと思います。
ホットヨガももちろんあなたの心とからだに寄り添える方法なので、無理の範囲でぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!
※もし生理中に自宅でゆったりヨガを楽しみたい方におすすめのオンラインヨガ「うちヨガ➕」についてまとめた記事もあります!
お時間のあるときにぜひ参考にしてみてくださいね!

コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 一方、生理前や生理中(詳しくはこちらの記事を参照)、疲れを感じる時などにはいつもより強度の低いレッスンを選びましょう。 […]